原因は、母の知り合いがオオゴシのことをネットで調べたらしく、
オオゴシに関する、いろいろな情報を見たことでした。
いい情報やいい意見もあれば、中には当然否定的な意見もあります。
インターネットというものをあまり詳しく知らない母は、
それらを聞いて、相当なショックを受けてしまったのです。
オオゴシが、オオゴシという立場で何かをする以上、
それが、自分の意思でやったことであっても、
作られたことであっても、評価されるのは大体の場合オオゴシで、
見る人、受け取る人の数だけ、意見があるのは当然で、
傷つく、傷つかないは別として、
そのことは当たり前のことだと理解していました。
しかし、自分は平気であっても、家族にまで影響があることまでは、
考えていなかったように思います。
それからというもの、母は自分や家族に関して書かれている日記を、
誰が見ているかわからない、
そんな怖い場所に公開しているのはイヤだから、
すべて削除してくれと言うようになりました。
そればかりか、一時は今の仕事に否定的になったり、
オオゴシテイストに関しても、
「サイトなんてやめてしまいなさい!」と言うようになりました。
一番の理解者で、応援してくれているはずの家族から、
日記を書くのをやめてと言われるなんて、
とてもショックな出来事でした。
せっかく自分で築き上げてきたこの場所を、
否定されたようでとても悲しかったのです。
結局そのことが、解決しないまま半年が経ってしまいました。
日記のことはオオゴシのココロに大きく引っかかっていました。
どんなにネットのことを説明しても、
先入観や、見たこと触れたことがないものに対して、
わからない部分も多かったらしく、母は頑なでした。
日記の話題は、母を困らせるために書いたものではなかったし、
なるべく気を使って書いていたつもりだったのです。
しかし、自分が日記を書くことで、母が不快な思いをしているのだ、
と思うと、何も書けなくなってしまい、
日記の更新ができなくなってしまった時期もありました。
日記を読まずして母が一方的に否定をしてきたことも不本意でした。
日記を母に読んでもらって、それでも納得してもらえなかったら、
この日記をすべて消すことになったとしても、
自分自身の中でけじめがつけられると思い、
7月に実家に帰ったときに母に日記を読んでもらうことにしました。
日記を読み始めたときは、不安や猜疑心で険しい顔だった母が、
日記を読み進めているうちに、「フフ」と笑い始めました。
「お母さん、こんなこと言ったかしら?」と、
自分をネタにコロコロ笑う母に、突っ込みたいと思うと同時に、
しめた!と手ごたえを感じました(笑)
小さい頃の思いで話、広島ローカルネタ…
他愛もないエピソードに、「ああ、こんなこともあったね」
「こんなこと、よくおぼえとったね」
と相槌を打ちながら、読み進めていく母。
日記をざっと、エッセイに少し目を通した母は、
「これなら…」と、にこやかに言ってくれました。
その後、しばし思い出談議に花が咲きました。
書いていた頃には、それらの話は確実にネタだったのですが、
あらためて読み返してみると、それらのエピソードは、
家族や母が、オオゴシを一生懸命育ててくれた証だったのです。
母に日記を読まれている瞬間は、
ペーパーがけしてサフ吹きの前のパーツを、
まじまじと見られたときのように、なぜかハズカシくて、
「イヤ、見ないでっ!!」的なドキドキを体験しました。
なんなんでしょうね、あの恥ずかしさ。
母が安心してくれたのはうれしかったし、
一つの日記も削除通告を受けることなく無事だったのも、
うれしかったです。
そんなことがあり、ちょくちょくこの日記を見ているらしいのです。
ケンカをした当時は、日記をストップしてしまったり、
かなり落ち込んでしまって、みなさんに心配をかけてしまいました。
今、こうして落ち着いてみて、やっとお話することができました。
こうして活動していると、
ステキな出来事やステキな出会いもたくさんありますが、
中には目を覆ってしまいたくなることや、
心をえぐられることも、ごく稀ですがあります。
現実世界でも、ネットの世界でも同じことですが、
怖いから、傷つきたくないからと、
何かを発信することをやめてしまうのは簡単です。
しかし、自分は、その中にあっても、
いろいろな意見を受け、いろいろな人に出会って、
自分を成長させて行きたいと思うのです。
毎日この日記を楽しみに見てくれている人達がいるから、
ここはかけがえのない場所だから、
これからもこの場所や、可能性を大切にしていきたいと思います。
そして、いつ何時母に見られても大丈夫な範囲での、
母親ネタも、公開していきたいと思います。
オオゴシは、自分の母がこんなにステキで、
キュートな人だということに、誇りを持っています。
自分が育ってきた過程や、見てきたもの、
オオゴシ*トモエを形作っているすべての経験を、
いろいろな形でこれからも綴って行きたいと思うのです。

写真はネットカフェでパソコンのレクチャー中に、
「まずは電源を押してー」の説明直後の衝撃的瞬間。
母、『電源』って書いてあるテプラ部分を押してます。
電源は横ー!!
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